ブログカテゴリ:今月の言葉



【仏心】今月の言葉 · 01日 9月 2019
禅宗の六祖慧能禅師(六三八~七一三)の法を嗣いだ 永嘉玄覚禅師(六六五~七一三)の著『証道歌』の中にある句。 月が皓々こうこうと江上を照らし、その月影が川面かわもに映っている。 さわやかな風が吹き来り、松の梢が颯々と妙なる楽を奏している。 この清涼きわまりない永夜の風光は、 いったい何のためにだれがだれのために演出してくれたのであろうか――― これがこの二句の一通りの意味であります。
【仏心】今月の言葉 · 01日 6月 2019
この句は、臨済宗大慧派四世、宋の大川普済禅師(1179~1253)の 著述『五燈会元』にでてくる句で、 「今まで降っていた雨がからりと晴れあがり、 青山は青きが上にも青く、山上には白雲が流れている」 という自然の妙景をうたったものですが、 その意は、 「不動の本性を忘れ 徒に煩悩の雲に迷う」(柴山全慶『禅林句集』) ⋯――という深い意味を含んでいます。

【仏心】今月の言葉 · 01日 4月 2019
この句は『碧巌録』第五則に出ている有名な語で、春になって、百花の咲くのは、誰のために咲くというのではなく、百花爛漫なる所、即ち、これ至道なり、大法なり、自己の表現であるという意味です。
【仏心】今月の言葉 · 01日 2月 2019
一花開いて 天下春なり(一輪の梅花に、天下の春を知るなり)―――の句を口ずさむと、服部嵐雪の「梅一輪、一輪ほどの あたたかさ」 の俳句が思いうかんできます。

【仏心】今月の言葉 · 29日 1月 2019
「山河をみるは  仏性をみるなり」 床の間は、日本人だけが生み出した静寂の空間です。 とくに茶道では、床の間が重視され、 茶席では必ず仏語、中でも多くは禅語が掛けられます。 ところが茶掛の言葉はほとんど漢文で、 なんとか読めたとしても、その意味がわからない場合が多いものです。